ジャパンCでのG1・6連勝がラストランとなったイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)について、管理した木村哲也調教師が文書でコメントを発表した。
まず最初に「この秋、天皇賞とジャパンカップでは素晴らしいレースを見せてくれました。これ以上、望むことはありません。牧場のスタッフ、並びに木村厩舎のスタッフ、クリストフ・ルメール騎手、獣医師さん、装蹄師さん、全ての現場関係者が尽力した成果だと思います」と感謝を口にした。
これまで苦楽をともにしてきた記憶をさかのぼり、「(2歳時の初入厩から)約2年半、彼と過ごした日々は世界一、幸せでした。こうして無事に送り出すことができ、その責任を果たせたことを誇りに思います」と振り返った。
最後は「全てを理解している、まさにパーフェクトな馬でした。イクイノックス、ありがとう。本当にありがとう!」と締めくくった。