12月3日の阪神5R・2歳新馬(芝1600メートル=9頭立て)は単勝1番人気のサトノエンパイア(牡2歳、栗東・藤原英昭厩舎、父サトノクラウン)がゴール前でしっかりと抜け出し、初陣を飾った。勝ち時計は1分38秒2(良)。
道中はマイペースで逃げるスキルハンターの2番手から追走。直線では同じく好位につけていたジューンバタフライを引き連れるように脚を伸ばし、ゴール前で先頭に立った。「理想的な競馬ができたと思います。馬とのかみ合わせで、難しいところがあります」と北村友。上がり3ハロン34秒3が示す通り、切れ味を感じさせる走りだった。