【有馬記念】木之前葵騎手はスターズオンアースに◎「いつでも崩れず走る精神面の強さが素晴らしい」

飼っている猫のナナを見つめる木之前
飼っている猫のナナを見つめる木之前

◆第68回有馬記念・G1(12月24日、中山競馬場・芝2500メートル)

 去年の秋に落馬負傷し、今年の1月末に復帰したのですが、以降は病気もけがもなく乗り続けることができました。50勝できましたが、満足していません。来年はもっと勝ち数を増やして重賞でも勝ちたいと思っているので、応援してくださいね。

 さあ、有馬記念はスターズオンアースを選びました。あのイクイノックスがいたジャパンC(3着)でも頑張りましたが、すごいと思うのは、いつでも崩れず走る精神面の強さです。牝馬って、やっぱり女の子だから繊細なタイプが多く、難しいケースが多いんですよ。牝馬に乗るときは、まず馬の気持ちになって考えることが大事と思うのですが、心を通わせるのってホントに大変。でも、昨年の2冠牝馬はどんなときも冷静で、しっかり集中して自分のレースができる点が素晴らしいです。

 大外枠になりましたが、そこはルメール騎手のテクニックを信頼します。人馬がひとつになって、1着でゴールを駆け抜ける美しいシーンを見たいです。(名古屋競馬騎手)

木之前葵騎手の印

◎(16)スターズオンアース

〇(1)ソールオリエンス 

▲(4)タイトルホルダー 

★(6)ディープボンド  

△(10)ジャスティンパレス

△(13)タスティエーラ  

△(5)ドウデュース 

 ◆木之前 葵(きのまえ・あおい)1993年7月10日、宮崎県三股町生まれ。30歳。13年4月に名古屋でデビューし、地方通算548勝(12月21日現在)。

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