【中山11R・アメリカジョッキークラブカップ】◎ボッケリーニから入る。2走前の京都大賞典は道中スムーズで直線は勝ち馬より前に出る場面もあったが、最後にわずかに競り負けて首差。前走のチャレンジCは直線で内を突いて狭いスペースを割って伸びたが、スムーズに外を回った勝ち馬に鼻だけ及ばなかった。いずれも惜敗の2着で評価できる内容。重賞3勝の実績からも力は一枚上の見立てだ。
前走後は放牧に出てリフレッシュし、12月26日に帰厩。栗東・CWコースの1週前追い切りは格下の僚馬に遅れはしたが、6ハロン80秒0―12秒4で近2走の1週前より時計は速かった。
一昨年の3着馬で昨年は日経賞から始動して2着。今年も年明け初戦が中山となった8歳馬は道悪実績もあり、重賞4勝目のチャンス十分だ。
マイネルウィルトスも8歳を迎えたが、11日の1週前追い切りでは栗東・坂路で自己ベストタイの51秒8。脚元の不安もなく、こちらは悲願の重賞初制覇へ虎視たんたん。ラーグルフは良化途上だった中山金杯を見送ったことが奏功。前走以上の仕上がりで挑む。