昨年の有馬記念でG1・3勝目を挙げたドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が今年の始動戦として、G1のドバイ・ターフ(3月30日、メイダン競馬場・芝1800メートル)への出走を目指すことが2月1日、分かった。来週6日、放牧先の滋賀・ノーザンファームしがらきから、栗東トレーニングセンターへ帰厩予定。友道調教師は「ドバイ・ターフに向かうことを考えて戻します」と説明した。
昨秋は天皇賞・秋(7着)、ジャパンC(4着)とG1を3連戦したが、友道師は「放牧先でも立ち上がったりするぐらい、元気いっぱいです」と現況を語った。前哨戦は挟まず、直行で臨む方針。「昨年も同じ時期の京都記念(2月12日)を使って、行きましたからね」と説明した。
昨年は左前肢ハ行の診断を受け、現地で無念の出走取消となった一戦。まずは2年越しの“忘れ物”を取りにいく。