JRAは2月1日、2022年の小倉記念の勝ち馬マリアエレーナ(牝6歳、栗東・吉田直弘厩舎、父クロフネ)が同日付けで競走馬登録を抹消されたと発表した。今後は生まれ故郷でもある北海道日高町の日高大洋牧場で繁殖牝馬となる。
同馬は2018年の日本ダービー馬、ワグネリアンのめいという血統。2歳時の20年12月に初勝利を挙げると、3歳時の21年に格上挑戦だった新潟牝馬Sでオープン初勝利。翌22年にはのちのG1馬ジェラルディーナなども出走した小倉記念で5馬身差の圧勝劇を演じた。その後も重賞戦線で好走していたが、勝ち切れず。昨年のエリザベス女王杯15着がラストランになった。
通算23戦5勝。総獲得賞金は1億9450万7000円(付加賞含む)。