【フェブラリーS】ミックファイア 肩ムチに鋭く反応 コンビ復活の矢野貴之騎手「素晴らしい動き」

大井本馬場で最終追い切りを行ったミックファイア(カメラ・志賀浩子)
大井本馬場で最終追い切りを行ったミックファイア(カメラ・志賀浩子)

◆第41回フェブラリーS・G1(2月18日、東京競馬場・ダート1600メートル)追い切り=2月14日、大井競馬場

 無敗の南関東3冠馬で、初黒星となった前走の東京大賞典・G1(8着)からの逆転を目指すミックファイア(牡4歳、大井・渡辺和雄厩舎、父シニスターミニスター)が、大井競馬場の本馬場で最終追い切りを行った。

 デビュー2連勝以来のコンビ復活となる矢野貴之騎手を背に単走。向正面からスピードを上げ、直線に入って軽く肩ムチが入っただけで、さらに加速。手脚をしっかり伸ばすダイナミックなフォームでフィニッシュラインを越えた。

 矢野貴騎手は「直線に入り肩ムチを入れただけでは反応した。ゴール板辺りでの動きは素晴らしかった。以前乗っていた時は、まだ幼児体型だったが、軸がしっかりしてバランスが良くなっている」と成長を感じ取っていた。

 また、「本来は1600メートルがベストだと思っていた。(芝スタートは)跳びがきれいなので、対応してくれると思う」と期待した。

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