中山11R・中山牝馬ステークス◎コスタボニータの重賞初制覇に期待する。昨年2月にオープン馬の仲間入りを果たして以降、4月の阪神牝馬S、7月のクイーンS、そして前走の愛知杯と3着が3回。牝馬限定重賞で上位の力を示しているイスラボニータ産駒だ。
今年初戦だった愛知杯は内枠を生かして好位のインでロスなく立ち回ると、勝負どころでは下がってくる馬をうまくかわしながら強い勝ち馬に迫るセンスの良さが印象に残ったレースぶり。トップハンデ(55キロ)だったことを考えても十分に評価できる走りだった。
最後の1ハロンで若干甘くなった走りから距離短縮はプラス。2走前のリステッドで男馬相手に2着と健闘した中山替わりも好材料。愛知杯からの臨戦も好相性と買える要素は満載だ。
フィアスプライドは前走のターコイズSで待望の重賞タイトルを獲得。スタートに課題があった馬を好位に導いたルメールの手腕はさすがで、継続騎乗なら連勝も十分。ククナは中山金杯で接触する不利がありながら0秒1差の2着。牝馬限定ならチャンスは広がる。