◆第72回阪神大賞典・G2(3月17日、阪神・芝3000メートル)=3月16日、栗東トレセン
テーオーロイヤル(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎、父リオンディーズ)が、さらなる上昇ムードを漂わせた。骨折での長期休養明けから復帰3走目となった前走のダイヤモンドSで2年ぶりの復活星。重賞連勝に向け、この日は坂路をキャンターで駆け上がり息を調えた。「動きが軽くなって本当にいい状態。もう一段上がった感覚があります」と栗原助手も手応えをにじませた。
「以前は脚が長く見えていましたが、付くべきところに筋肉は付いてバランスが良くなった」と馬体もパワーアップ。過去3勝、22年天皇賞・春3着と良積を残す阪神も得意コースだ。