【高松宮記念】ナムラクレアは一杯に追われる 長谷川調教師「もう少しピリッとしてほしいなと」

CWコースで追い切られたナムラクレア(カメラ・高橋 由二)
CWコースで追い切られたナムラクレア(カメラ・高橋 由二)

◆第54回高松宮記念・G1(3月24日、中京競馬場・芝1200メートル)追い切り=3月20日、栗東トレセン

 昨年2着のナムラクレア(牝5歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)はCWコースを単走。一杯に追われ、6ハロン82秒9―11秒5で駆けた。騎乗した長谷川調教師は「先週が少し(負荷が)軽くなりましたからね。年齢的に落ち着けるようにはなってきていますが、(気持ちの)メリハリが少し気になったので」と意図を説明した。

 動き自体に関しては「非常に道中リラックスして、関節の可動域というか、しっかり動けて内容は良かったと思います。もう少しピリッとしてほしいなというところがあったので、しっかりステッキ入れて頑張ってもらうように指示しました」と振り返り、「去年の高松宮記念やスプリンターズSと遜色ないですよ」と納得の仕上げをアピール。スプリントG1は4度目の挑戦となり「与えてもらった経験が多いので、何とかG1をとって(クレアに)還元したい」と力を込めた。

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