【クイーンエリザベス2世C】ハナ奪い粘って3着のノースブリッジに岩田康誠騎手「ベストを尽くしました」

3着だった岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジ(右、カメラ・高橋 由二)
3着だった岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジ(右、カメラ・高橋 由二)

◆第50回クイーンエリザベス2世C・G1(4月28日、香港・シャティン競馬場・芝2000メートル)

 実績最上位の地元のロマンチックウォリアー(マクドナルド騎手)がライバルをねじ伏せるように差し切り勝ちを決め、史上初の3連覇を達成した。

 日本馬は3頭が参戦したが勝利はならず、21年ラヴズオンリーユー以来の日本勢7勝目は達成できなかった。日本馬の最先着は2着のプログノーシス(牡6歳、栗東・中内田充正厩舎、父ディープインパクト)。出負けして最後方から道中で進出し、4コーナーを外から追い上げたが、後方から勝ち馬に差された。3着にハナを奪ったノースブリッジ(牡6歳、美浦・奥村武厩舎、父モーリス)が粘り込んだ。

 岩田康誠騎手(ノースブリッジ=3着)「ベストを尽くしました。プラン通りでした。悔しいですが、次に向けて頑張りたいです」

 奥村武調教師「直線半ばまで力が入りました。非常に良いレースができたと思いますが、逆に上位の馬とは力の差があると感じたので悔しいです」

 ダミアン・レーン騎手(ヒシイグアス=5着)「馬はとても頑張ってくれました」

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