【阪神JF】米国馬メイデイレディが京都競馬場で最終追い切り リー調教師「とてもうまく調整できた」

京都競馬場のダートコースを追い切ったメイデイレディ(カメラ・渡辺 了文)
京都競馬場のダートコースを追い切ったメイデイレディ(カメラ・渡辺 了文)

◆第76回阪神JF・G1(12月8日、京都・芝1600メートル)追い切り=12月2日、京都競馬場

 BCジュベナイルフィリーズターフ・米G1(11月2日、デルマー競馬場・芝1600メートル)で2着のメイデイレディ(牝2歳、米国・Jリー厩舎、父タピット)が最終追い切りを行った。7時45分に1頭で馬場へ。芝コースを横切ってダートコースに入ると、右回りで4角過ぎまでダクを踏んだ。Uターンして左回りに進み、向こう正面の残り1000メートル標識から加速し、2角→1角と通過してスタンド前を通過。4角の400メートル標識まで1000メートルのタイムは65秒1―12秒6だった。ゴール前は手綱を押して強めに追われ、ゴール後は600メートル標識を過ぎてペースダウンした。

 リー調教師は「とてもうまく調整できた」と第一声。先週の金曜(11月29日)や、今週の水曜(4日)であれば芝コースも使えたが「金曜だと京都に来てすぐだったし、水曜だと速い時計が出たりすると嫌でなのでダートで追い切りました」と説明。米国ではダート調教が中心で、まったく意に介さない様子だった。「3か月で4戦したが、いつも通り輸送が本当に簡単だったし、1頭でも落ち着いている。いいレースになると思うので、(日本のファンの方も)目に焼き付けてほしい」とワクワクした表情。この後は軽めの調整で本番に臨む。

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