小林稔、橋口弘次郎、藤沢和雄…。キャリアの終盤に日本ダービーを制した偉大なトレーナーたちだ。今年も、それに続く人がいるとみたが…。
【東京11R・日本ダービー】皐月賞馬ジャスティンミラノは強いが、別路線組に魅力たっぷりの無敗馬がいる。シックスペンスだ。スプリングSが圧巻だった。ラスト2ハロンのラップは10秒9―10秒8。まるで飛ぶようなスパートで、2着に3馬身半差をつけた。瞬発力は一級品だ。2頭の3冠牝馬を送り出した国枝調教師が悲願を成就する。馬単(12)←→(15)(2)(13)(6)(8)(9)(11)。(編集委員)