◆第74回安田記念・G1(6月2日、東京・芝1600メートル)=5月27日、栗東トレセン
ステラヴェローチェ(牡6歳、栗東・須貝尚介厩舎、父バゴ)は、全休日のこの日、厩舎でゆっくりと過ごした。山田助手は「特に心配なところはないです。先週の時点でプラス16キロだけど、競馬にいくとシュッとする。輸送もあるので、大きめにつくっています」と順調な様子に笑顔を浮かべた。
右前浅屈腱炎から立ち直り、2走前の大阪城Sでは2年6か月ぶりの勝利。前走の大阪杯でも勝ち馬から0秒1差の4着と、復活してきた。今回は26日の日本ダービーを勝利した横山典弘騎手が21年の2月以来、久しぶりに手綱を執る。「2週続けて乗ってもらっていますし、以前との差を感じてもらいました。馬場も問わないですし、いい状態でレースを迎えられます」と同助手。最年長ダービージョッキーの騎乗も含め、注目の存在だ。