【安田記念】香港の雄ロマンチックウォリアーは前日の日本ダービーの大歓声もどこ吹く風 「全く馬は動じていないようでした」

ロマンチックウォリアー
ロマンチックウォリアー

◆第74回安田記念・G1(6月2日、東京競馬場・芝1600メートル)

 前走のクイーンエリザベス2世Cを制してG1を4連勝している香港の雄ロマンチックウォリアー(セン6歳、Cシャム厩舎、父アクラメイション)は5月27日、東京競馬場で順調な仕上がりをアピールした。帯同馬のロマンチックチャーム(セン5歳)とともにダートコースに入り、約2馬身間隔で追走して軽快なキャンターを披露して、翌日(28日)に予定している芝コースでの併せ馬での追い切りに備えた。カータイ・ラウ助手は「リラックスしていましたし、集中力も上がっています。トラックにも、どんどん慣れてきている」と、気配の良さを強調した。

 前日に行われた日本ダービーには7万8678人もの入場者が詰めかけて、内馬場にある国際厩舎にも熱気が伝わってきていた。同助手は「音と歓声でびっくりしました」と驚いた一方で、「扉を全部閉めてしまえば、かなり静かで、全く馬は動じていないようでした」と、不安を一蹴してメンタル面の強さをアピールした。

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