【北九州記念】サーマルウインドは2度目のスプリント戦で重賞初勝利の好機 前走は重賞ウィナーと僅差

調整は順調というサーマルウインド
調整は順調というサーマルウインド

◆第59回北九州記念・G3(6月30日、小倉競馬場・芝1200メートル)

 サーマルウインド(牝5歳、美浦・奥村武厩舎、父ドレフォン)は高いスプリント適性の持ち主だ。初めて1200メートル戦に投入された前走の春雷Sで、次走で重賞を制したサトノレーヴに頭差の2着と好勝負を演じた。「前走は初の1200メートルでしたが、スピードがあるので期待していた。勝ち馬は函館スプリントを勝っていますし、レベルが高かったですからね」と常盤助手も振り返った。

 初の小倉参戦となるが、栗東滞在と手は打っている。1週前には川田将雅騎手=栗東・フリー=が騎乗しCWコースで83秒3―11秒1とラストまで力強く伸びた。併せ馬のパートナーを用意してもらうなど池江厩舎の協力もあり調整は順調だ。「勝ってスプリンターズSに出したいですね」と同助手は期待を寄せた。

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