8月3日の札幌12R・3歳上1勝クラス(ダート1700メートル=14頭立て)で、斎藤新騎手=栗東・フリー=が復帰後初勝利を挙げた。同騎手は6月15日の函館6Rで、馬場入場後の落馬負傷により右鎖骨を骨折。同30日に小倉で復帰も、8R終了後に乗り替わりとなり、7月5日にプレートを入れる手術を受けていた。
クォーツァイト(牝3歳、美浦・斎藤誠厩舎、父ダイワメジャー)と2戦ぶりのコンビ。2番手からしぶとく脚を使い、逃げていた2着ヴァルドルチャ(北村友一騎手)に半馬身差をつけた。
斎藤騎手は「まずはケガをしてもチャンスをくれたオーナー、厩舎関係者に感謝したいです。馬は最後は遊ぶ余裕があり、上でもやれるポテンシャルがあるのではと思います。ケガは全然、大丈夫です」と振り返った。