暑熱対策で7Rに組まれた8月3日の新潟メイン・新潟日報賞(3歳上3勝クラス、芝1800メートル=16頭立て)は、残り200メートルで内から抜け出した単勝11番人気のシンティレーション(牝5歳、美浦・池上昌和厩舎、父ロードカナロア)が勝利。1番人気に推されたトロヴァトーレの追撃を首差で封じた。勝ち時計は1分44秒1(良)。
道中は先行した5頭を見る形で離れた6番手を追走。直線で内からスルスルとポジションを上げて先頭に立つと、そのままリードを守ってゴールを駆け抜けた。和田竜二騎手は「軽い馬場でどうかと思ったけど、思った以上に頑張ってくれた。展開が速くなり、最後はつらくなったが、休み明けを思えば十分な内容でした」とパートナーをたたえた。
池上昌和調教師も「函館の除外があったけど、よく乗り切ってくれた。時計も速いし優秀。新潟に対応してくれたし、これなら東京とかも選択肢に入れていいかな」と頑張りを評価した。