「ウマ娘」藤田晋オーナーの外国産馬2頭が新潟新馬戦をともに快勝

新潟3Rはシンビリーブが5馬身差V
新潟3Rはシンビリーブが5馬身差V
新潟4Rはシンフォーエバーが逃げて後続を完封
新潟4Rはシンフォーエバーが逃げて後続を完封

 3日に新潟で2歳新馬戦2鞍が行われ、3Rをシンビリーブ、4Rをシンフォーエバーが快勝。ともに藤田晋氏が所有する外国産馬が勝ち上がった。2頭を管理する森秀行調教師(65)=栗東=は先月27日から新馬戦4戦4勝となった。

  森秀厩舎の快進撃が止まらない。3日の新潟3R・ダート1800メートルはシンビリーブ(牡)がV。米G1を2勝したコンスティテューション産駒は、2番手で直線に向くとラスト2ハロンを13秒1―13秒0でまとめ、余力十分に2着に5馬身差をつけた。

 松山は「返し馬から乗り味がよかった。自分のリズムで運べたのが大きかった」と評価。森秀調教師は「(今年3月のOBSマーチセールで)一番動きがよかった。ブリーダーズCに行きたいと思って買った」と米G1・BCジュベナイル(11月1日・デルマー競馬場)参戦に意欲。先月27日の新潟で勝ったジャスパーディビネ、エコロアゼルも同セールで落札とトレーナーの相馬眼が光る。

 続く新潟4R・芝1600メートルも同セール出身のコンプレキシティ産駒、シンフォーエバー(牡)が逃げ切り。ラスト2ハロン目に10秒7を出し、後続を完封した。「すごくフットワークがよく、軽い走りをする」と戸崎。指揮官は「血統はダートだけど、芝でもいけると思う。新潟2歳S(25日、新潟)に行けたら」と重賞奪取を見据えた。

 森秀厩舎はここ2週の新馬戦で4戦4勝と無双状態だ。この日の2頭は「ウマ娘」藤田晋氏の所有馬。フォーエバーヤングで予定しているBCクラシック(11月2日、デルマー競馬場)に向けても、弾みがつく連勝となった。(山下 優)

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