8月3日の新潟3R・2歳新馬(ダート1800メートル=15頭立て)は、松山弘平騎手が騎乗した1番人気のシンビリーブ(牡2歳、栗東・森秀行厩舎、父コンスティテューション)が道中2番手から直線で抜け出すと差を広げ、2着に5馬身差をつけて圧勝した。2着は15番人気の人気薄ダカラフェスティヴ(小林脩斗騎手)が入り、そこから2馬身半身差の3着に2番人気のクラリネットソナタ(川田将雅騎手)が続いた。勝ち時計は1分54秒7(良)。父コンスティテューションは14年のフロリダダービーと15年のドンハンデキャップ(米G1)を勝っている。母サンドプースはアルゼンチンの重賞勝ち馬。今年のOBSマーチセールで80万ドルで落札された、藤田晋オーナーの所有馬だ。
松山騎手は「返し馬から乗り味がよく、スタートもよかった。前半からいいポジションで流れに乗ることができました。跳びが大きいので、自分のリズムで走れたのも大きかったです」と振り返った。
森秀調教師は先週も新潟の新馬戦で2勝を挙げ、この日も続く新潟4Rの新馬戦も藤田オーナーの所有馬シンフォーエバーで制した。「除外にならなくてよかった。まずはダートの方が手堅いと思って」と笑顔だった。