【札幌5R・2歳新馬】カワキタマナレアが3馬身半差で完勝 鮫島克駿騎手「本当に強かった」

札幌5Rの新馬戦はカワキタマナレアが直線抜け出す(カメラ・高橋 由二)
札幌5Rの新馬戦はカワキタマナレアが直線抜け出す(カメラ・高橋 由二)

 8月3日の札幌5R・2歳新馬(芝1200メートル=9頭立て)は、3番人気のカワキタマナレア(牝、栗東・杉山佳明厩舎、父ヘニーヒューズ)が外から差し切って圧勝した。勝ち時計は1分9秒0(良)。

 前と離れた5番手で追走。4角手前から早めに仕掛けると、勢いは止まらず、残り1ハロン過ぎであっという間に先頭に立った。そのまま後続を突き放し、2着カウンターセブン(横山武史騎手)に3馬身半差をつけた。

 鮫島克駿騎手は「前半は行き脚がつきませんでしたが、いい感じでハミが抜けてふわっとしたぶん、しまいは切れました。内容が良かったです。こういう競馬をしてほしかったというのを、初戦からしてくれました。本当に強かったです」と高評価した。

 半兄には、22年NHKマイルCで18番人気ながら3着と健闘した、同厩のカワキタレブリーがいる。杉山佳明調教師は「レブリーの血統なので、思い入れがありました。(父が)ヘニーヒューズなので迷いましたが、芝から行って正解でしたね」と喜んだ。一度放牧に出され、シンガポールターフクラブ賞・2歳オープン(9月1日、札幌・芝1200メートル)を目指す。

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