8月3日の新潟4R・2歳新馬(芝1600メートル=11頭立て)は、ウマ娘で知られる藤田晋オーナー所有のシンフォーエバー(牡2歳、栗東・森秀行厩舎、父コンプレキシティ)が、逃げ切ってデビュー戦を飾った。森厩舎は先週、7月27日の新潟2R(ジャスパーディビネ)、3R(エコロアゼル)、今日3日の3R(シンビリーブ)に続き、2歳新馬戦で出走機会4戦4勝の快進撃を続けている。勝ち時計は1分35秒9(良)。
スタートからハナを奪い、マイペースに持ち込んだ。直線も脚色が衰えることなく伸びて、後続に2馬身半差をつけゴールした。戸崎圭太騎手は、「すごいフットワークが良くて軽い走りをする。少し右に張るところはあったが、その程度。あとは上手に走ってくれました」と評価した。
森調教師も「指示はしていないけど速いからハナへ。セリでいい動きをしていたからね。血統はダートだけどこの馬は芝でいけると思う。新潟2歳S・G3(8月25日、新潟)に行けたら」と今後の見通しを話した。