JRAは7月27、28日、8月3、4日の2回新潟競馬での4日間で、5R終了から約3時間半の休憩時間を設ける暑熱対策を実施した。初めての試みだったが、4日間合計は、入場人員は5万6191人で前年比23・5%増、売り上げも573億3418万9300円で前年比11・0%増とともに前年から大幅に増加した。
これを受け、JRAの菊田淳理事は、「第2回新潟競馬におきましては、開催日の暑熱対策の一環として今年から『競走時間帯の拡大』を導入いたしました。従来とは異なるタイムスケジュールでの開催運営となりましたが、円滑に4日間の競馬開催を終えることができました。ご理解とご協力を賜りました皆さまには心より御礼申し上げます。今後もJRAは、気候変動を始めとする諸課題に対応し、競走馬と競馬開催に関わる方々、そして何よりご来場されるお客様の健康と安全を最優先に考えた開催運営に取り組んでまいりますので、引き続き中央競馬をご愛顧賜りますようにお願い申し上げます」とコメントを発表した。