8月4日の新潟11R・ダリア賞(2歳オープン、芝1400メートル=9頭立て)はプリティディーヴァ(牡2歳、美浦・田中博康厩舎、父キングマン)が1・9倍の1番人気に応え、差し切りを決めた。勝ち時計は1分21秒6(良)。
素質馬がさらに上昇を示す勝ち方で今後に向けて大きな賞金を加算した。道中はインの5番手あたりを追走。直線で外に持ち出されると一気にエンジンが点火。先に抜け出していたセイウンビッグバンを瞬く間に交わし去った。1馬身の着差以上に余裕のある勝ち方だった。
クリストフ・ルメール騎手は「今日は4、5番手で我慢できて、勉強ができました。直線は外に出して、すごくいい脚で瞬発力を見せてくれました。スピードがあって能力がある馬です」と絶賛。田中博調教師も「強かったですね。ソラや気性の幼さを取り切れなかったけど、うまく乗ってもらった。2戦目で少し気が入っていたので、そのあたりが今後の課題になるのかな」と内容を評価しつつ、課題も挙げた。次走は未定。