【新潟5R・2歳新馬】マインドユアビスケッツ産駒マピュースが差し切り 田辺裕信騎手「芝をこなしてくれた」

デビュー戦を飾ったマピュース(手前)(カメラ・池内 雅彦)
デビュー戦を飾ったマピュース(手前)(カメラ・池内 雅彦)

 8月24日の新潟5R・2歳新馬(芝1600メートル=12頭立て)は、2番人気のマピュース(牝、美浦・和田勇介厩舎、父マインドユアビスケッツ)がゴール前で鋭く差し切って初陣を飾った。勝ちタイムは1分37秒3(良)。

 二の脚がつかず後方から。道中は内ラチ沿いで脚をためリズム良く追走すると、最後の直線でも内ラチ沿いをするすると進出。ゴーサインの合図でグンとギアを上げると、メンバー最速となる上がり3ハロン33秒8の末脚で首差差し切った。

 父はデルマソトガケなどダートで活躍する産駒を多く送り出しており、母も現役時にはダートで全4勝。田辺裕信騎手は「調教でもセンスある走りだった。適性が分からずにいたけど、血統を知る前にまたがってみてダート1200メートルから替えてもらって、どんなレースをしてくれるかと思ったけど、思った以上に直線で反応が良かった。短距離を使わなくて良かったと思うし、芝をこなしてくれたのは選択肢が広がりますね。馬も分かっていないところもあったし余裕もあったので、これからだと思います」と今後を見据えた。一度リフレッシュする予定で、今後も芝路線を視野に入れて調整される予定。

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