8月24日の中京5R・2歳新馬(芝1600メートル=16頭立て)は、単勝10番人気のショウナンラフィネ(牝、栗東・高野友和厩舎、父オルフェーヴル)が逃げ切った。勝ち時計は1分35秒1(良)。
抜群のスタートから、そのままハナへ。道中も落ち着いてペースを刻んだ。残り200メートルの手前で2着ランフォースマイル(酒井学騎手)に並ばれかけたが、390キロの小柄な馬体で懸命に脚を伸ばし、半馬身差をつけてゴールした。
鮫島克駿騎手は「先生(高野調教師)からは、オルフェーヴル産駒ということで、要所要所で注意してほしいと言われていました。ですが、今日はパドックから下馬するまで優等生でした。テンションの上がり下がりもなく、いいメンタルでした。まだ体が小さく、成長の余地がありますが、その中でも機動力があります。いいレースをしてくれました」とたたえた。
高野調教師は「小柄でもバネがありますね。能力はあると思いますが、ゲートが決まったのも大きかったです。ジョッキーは、4コーナーまでの呼吸の仕方が良かったと言っていました。馬格が小さく、がれているわけではありません。暑い中1か月トレセンにいましたが、元気でした」と評価した。次走は未定。