【札幌5R・2歳新馬】グランジョルノが2馬身差の完勝 ルメール騎手「最後は楽だった。能力がありそう」

グランジョルノが新馬勝ち(カメラ・高橋 由二)
グランジョルノが新馬勝ち(カメラ・高橋 由二)

 8月18日の札幌5R・2歳新馬(ダート1700メートル=14頭立て)は単勝2番人気のグランジョルノ(牡、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ゴールドドリーム)が直線で力強く脚を伸ばし、デビューVを飾った。フェブラリーS連覇などG1を3勝したカフェファラオの全弟で、単勝1・4倍と圧倒的1番人気だったルクソールカフェ(牡、美浦・堀宣行厩舎、父アメリカンファラオ)は好位直後から伸び切れず4着だった。勝ち時計は1分50秒0(良)。

 グランジョルノはスタートで出遅れ、道中は後方からの追走。3コーナーあたりから徐々に位置を上げていくと、直線入り口では前を射程圏にとらえる。直線では大外から脚を伸ばし、ラスト1ハロン過ぎに先頭に立ってからも勢いは鈍らず、2馬身差の完勝だった。

 ルメール騎手は「スタート以外はいい感じ。だんだんリズムをつけて、ポジションを上げていっての加速。最後は楽だった。先頭で物見していたぐらい。能力がありそうです」と満足そうに振り返っていた。なお、同馬の母、ヴィータアレグリアは16年のマリーンC・Jpn3(船橋)を制覇している。

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