国際競馬統括機関連盟(IFHA)が15日、「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表した。今回の発表は今年1月1日から11月10日までに実施された世界の主要レースが対象。3月のドバイワールドC(メイダン競馬場・ダート2000メートル)を8馬身半差で逃げ切ったローレルリバー(牡6歳、UAE・Bシーマー厩舎、父イントゥミスチーフ)が128ポンドで1位をキープした。
ランク付けされたレーティング120(単位はポンド)以上で掲載された50頭のうち、日本調教馬は9頭。天皇賞・秋を鮮やかに差しきったドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)と、BCターフで首差2着のローシャムパーク(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)が122ポンドで11位タイとなっている。
6月の英ダービー、7月のエクリプスS、8月21日の英インターナショナルSとG1を3連勝したシティオブトロイ(牡3歳、愛A・オブライエン厩舎、父ジャスティファイ)は、初ダートのBCクラシックで8着に敗れたが127ポンドで2位を堅持した。
ヴィアシスティーナ(牝6歳、豪Cウォーラー厩舎、父ファストネットロック)も2位タイに浮上。今年、英国からオーストラリアへ移籍し、コックスプレート(G1)で日本から参戦したプログノーシスに8馬身差をつける圧勝で新たにランクインした。
4位タイは3頭。英インターナショナルS、英チャンピオンSでともに2着のカランダガン(セン3歳、仏Fグラファール厩舎、父グレンイーグルス)、7月のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを勝ったゴリアット(セン4歳、仏Fグラファール厩舎、父アドラーフルーク)、BCクラシックを勝ったシエラレオーネ(牡3歳、米Cブラウン厩舎、父ガンランナー)で125ポンドだった。