◆第41回ホープフルS・G1(12月28日、中山競馬場・芝2000メートル、良)
2024年中央競馬のラストを飾るG1は18頭によって争われ、北村友一騎手が騎乗した単勝1・8倍で1番人気のクロワデュノール(牡2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)が、無傷3連勝でG1初制覇となった。この結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げている元騎手の安藤勝己氏(アンカツ)が28日に自身のX(旧ツイッター)でレース分析をポストした。
安定したレースぶりでG1制覇を飾ったクロワデュノールにアンカツさんも驚いた様子。「スタート速いし、あのペースでも折り合いついて仕掛ければ自分から動ける自在性。現時点の完成度とセンスがズバ抜けとる」と称賛している。
6番人気ながら2着に入ったジョバンニについては「相手なりで、前走までに教えてきたことが活(い)きた。惜しむらくは勝ち馬が強すぎた」と指摘した。
また、17番人気で3着に粘り込んだファウストラーゼンには「前が遅くてマクッた杉原のファインプレー」と鞍上の判断力をたたえた。