【中山金杯】パラレルヴィジョンは久々の2000メートル 実績や血統から変身可能

パラレルヴィジョン
パラレルヴィジョン

◆第74回中山金杯・G3(1月5日、中山競馬場・芝2000メートル)

 今年は芝1600メートルで素質が開花したパラレルヴィジョン(牡5歳、美浦・国枝栄厩舎、父キズナ)。1月のニューイヤーCで勝利を飾ると、続くダービー卿CTで初タイトルを手にした。今回は2023年4月の府中S以来となる2000メートルに参戦する。

 秋初戦の富士Sでは16着。安田記念、関屋記念と3戦連続で二桁着順となっているが、国枝栄調教師は「前回は状態が今ひとつだったかな。(25日の)動きはよかった。状態はいいと思う」と追い切りの動きを見て復調を感じている。

 2000メートルはこれまで【3・0・2・0】の好成績。祖母のイグジビットワンもこの距離で欧州重賞を制覇している。「2000メートルでも十分に競馬ができると思う」と指揮官。明け6歳となる新年最初の重賞で復活を目指す。

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