帯広は冬本番を迎え、開催日に雪が降ることも。それに伴い、馬場も高速化が進んでいます。レースが進ごとに、馬場は軽くなっていきますが、前開催は1レースから馬場は軽く、スピードのある馬が有利に。年末最後の開催も、この傾向がガラッと変わることはなさそうです。
今年の開催最終日は、フルの8鞍に騎乗します。まずは5Rのホクセイテンクウを。前走は山(障害)でヒザを折って7着。障害に課題はありますが、今回は状態がとても良くなっています。メンバー的にも見劣りはしないですし、山さえ抜けてくれれば、しまいまで頑張ってくれるはず。うまくエスコートしたいですね。
10Rのトマランサカミカゼの前走は、第一障害を越えてから出して行ったぶん、山でヒザを折り、下りてからの脚が続かず6着。結果的に攻めていきすぎました。スタートさえ決まれば無理をしなくても大丈夫なので、前回の反省を踏まえ、この馬のリズムを大事に運びます。
6Rのスーパーセイコーは、前走はスタートのタイミングが合わず出遅れてしまいましたが、大きく崩れず5着。このメンバーなら、十分に力は通用しますし、本来は行き脚もつくタイプ。山を下りてからも頑張れるので楽しみです。(ばんえい競馬所属騎手)
【騎乗馬】
1ヴィルムートA
4カナデA
5ホクセイテンクウB
6スーパーセイコーB
7ガムシャラC
8ダイヤセンプーC
10トマランサカミカゼB
12アバシリモミジC
(本紙評価)