ジャパンC2着以来、休養しているシンエンペラー(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)はサウジアラビアのネオムターフC・G2(2月22日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・芝2100メートル)から始動することになった。その後はドバイ・シーマクラシック・G1(4月5日、メイダン競馬場・芝2410メートル)へ向かう予定。管理する矢作調教師が明らかにした。
また、東京大賞典を勝ったフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)はレース後も変わりなく、予定通りサウジC(2月22日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1800メートル)からドバイ・ワールドC(4月5日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)へ向かう。
シンエンペラーはカタールのアミールT・G3(2月22日、アルライヤン競馬場・芝2400メートル)の選択肢もあったが、サウジアラビアからドバイへ向かう方針が固まった。矢作調教師は「左回りという点に加え、今年はドバイの開催時期が遅れて、現地に1か月以上の滞在になりますからね。フォーエバーヤングと(一緒にいることで)向こうで同じように調整もできますから」と理由を説明した。