【シンザン記念】ミニトランザットが3頭併せでビッシリ 鮫島克駿騎手「来週はちょうど良くなると思います」

ミニトランザット
ミニトランザット

◆第59回シンザン記念・G3(1月13日、中京競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り=1月4日、栗東トレセン

 11月9日に新馬勝ちしたミニトランザット(牡3歳、栗東・杉山佳明厩舎、父エピファネイア)は、CWコースでルフトクス(4歳1勝クラス)、ネーブルオレンジ(3歳1勝クラス)を追走する併せ馬でいっぱいに追われた。1秒以上追走してルフトクスに1馬身、ネーブルオレンジには半馬身ほど及ばなかったが、ハードな追い切りを消化した。時計は6ハロン83秒3―11秒6だった。騎乗した鮫島克駿騎手は「モサモサしていたけど、これまで調教ではビシビシ攻め込んでいないので。今日はしっかりやれましたし、来週はちょうど良くなると思います」と納得の表情だった。

 初戦はスローペースとはいえ、逃げてラスト3ハロン34秒2でまとめ、非凡な素質を示した。杉山佳調教師は「初戦は勝ちにこだわって逃げる形に。走ることに前向きなのはいいですね」と評価した。全姉イフェイオンは昨年のこの時期にフェアリーSを勝ったが、弟も続くか注目だ。

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