◆第59回シンザン記念・G3(1月13日、中京競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り=1月4日、栗東トレセン
マイエレメント(牝3歳、栗東・福永祐一厩舎、父エピファネイア)は、新コンビを組む坂井瑠星騎手が乗り、CWコースで3頭併せを行った。直線で最内に入るとしっかり追われて、真ん中のアスクセクシーモア(3歳未勝利)と併入し、外のルージュレアリーズ(3歳未勝利)には3馬身先着した。時計は6ハロン82秒8―11秒0だった。
アスクセクシーモアに騎乗していた福永調教師は「1週前なので、ジョッキーに感触をつかんでもらった。動きだけなら前回の方がいいと思うが、馬は成長して良くなっている。コンディションはいい」とジャッジした。
前走のアルテミスSは発馬で後手に回り、上がり3ハロン最速の32秒8で追い上げたが、5着までだった。指揮官は「前走も脚は使っている。ゲートは練習してきたし、能力のある馬。中山のマイル(12日の牝馬限定重賞フェアリーS)よりも、中京のマイルの方がいいと思ったので」と牡馬が相手の重賞に参戦する経緯を説明した。桜花賞に向かうためにも、ここで賞金を加算しておきたい。