◆第74回中山金杯・G3(1月5日、中山競馬場・芝2000メートル)=12月30日、美浦トレセン
2年前の覇者ラーグルフ(牡5歳、美浦・宗像義忠厩舎、父モーリス)は、坂路をハロン16秒を刻んで駆け上がり、順調な仕上がりをアピールした。
今年は5戦してオールカマーの7着が最高だが、着差は0秒5差。アメリカJCC(8着)も0秒4差と着順から受ける印象ほど中山の内容は悪くない。池田厩務員は「2つ年を重ねるので年齢的なところは分かりませんが、状態としては2年前よりいいですよ」と不敵な笑みを浮かべる。
ラストイヤーを迎える宗像義忠厩舎が、スタッフ一丸となって復活を目指している。