【2025年注目馬】桜花賞戦線はダノンフェアレディに期待 新馬戦の時計が示す能力の高さ

ダノンフェアレディ
ダノンフェアレディ

 明けましておめでとうございます。本年も読者の皆さまにいい情報と予想をお届けできるように頑張りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 今年の期待馬は、ダノンフェアレディ(牝3歳、栗東・橋口慎介厩舎、父キズナ)だ。新馬戦(京都・芝内回り1600メートル)の1分33秒8は、昨年の京都で行われた2歳新馬戦で最速のタイムだった。2着のショウナンザナドゥがその後、阪神JFで4着だったことを考えると、非常にレベルは高かった。

 だが、左前肢の種子骨じん帯を痛め、休養を余儀なくされた。ノーザンファームしがらきで調整されていたが、昨年12月末に帰厩した。次走は坂井瑠星騎手とのコンビでエルフィンS(2月8日、京都)に向かう予定だ。

 橋口調教師は「牧場でしっかりとやってもらい、体も成長している。桜花賞を目指したいですね」と話していた。高いスピード能力を誇る、天才少女の活躍に期待している。(中央競馬担当・山下 優)

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