【フェアリーS】半年ぶりの実戦に挑む快速馬が約20キロ増!「まさに成長分です」奥平調教師

ニシノラヴァンダは軽めも活気十分
ニシノラヴァンダは軽めも活気十分

◆フェアリーS追い切り(9日、美浦トレセン)

 函館2歳S2着以来、半年ぶりの実戦となるニシノラヴァンダが9日、第41回フェアリーS・G3(12日、中山)に向けて最終追い切りを行った。

 新コンビの菅原明を背に、美浦・Wコースで5ハロン70秒1―12秒2をマーク。過去2戦から400メートルの距離延長も加味して単走で軽めだったが、小気味いいフットワークで状態の良さをうかがわせた。3週連続で手綱を執った鞍上も「ピリっとして気持ちが入ってきました。確実に仕上がっています」と手応え十分だ。

 新馬戦から2戦続けて先手を奪ったスピードが持ち味。奥平調教師は「(前走は)勝ち上がった馬同士でなかなかハナを切るのは大変だったけど、あのあたりはセンスですよね」と目を細める。前走後は秋の東京を目標にしていたが、右後肢の後部に飛節後腫(こうしゅ)が出たため休養。じっくり成長を促した。

 「これだけの馬なので焦りませんでした。20キロくらいプラスだけど、まさに成長分です」と奥平師。初の中山&マイルでも、風を切って先頭でゴールを駆け抜ける。(角田 晨)

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