◆第66回アメリカJCC・G2(1月26日、中山競馬場・芝2200メートル)2週前追い切り=1月10日、美浦トレセン
レーベンスティール(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父リアルスティール)が、美浦・Wコースで6ハロン80秒3―5ハロン64秒1―11秒5の好時計をマークした。
5ハロンはクリストフ・ルメール騎手が騎乗した天皇賞・秋の当週追い切り(62秒8)に次ぐ、自身2位のタイム。時計が出やすくなっている今のウッドとはいえ、破格の数字と言っていい。馬場の内目を単走で強めに追われた際のスピード感は良く、能力の高さを感じさせる動き。だが、田中博調教師は「前進気勢が強すぎて、操縦性が悪いですね。これから2週間でどこまで修正できるか。体調はいいです」と課題を口にした。
前日の9日には、鞍上が引き続きルメール騎手に決まったとキャロットクラブが発表。重賞4勝目に向け、残り2週間で全力を尽くす。