今開催は2日連続で重賞が行われます。きょう22日はブルーバードC。現在はダートグレード戦となっていますが、まだ特別競走だった07年にキングサラディンで制したことがあります。この時、427キロと小柄でしたが、後方から追い上げるインパクト大な走りをしてくれました。この頃も3歳戦として重要な一戦でしたが、いまやJRA馬との交流戦です。JRA馬は強敵ですが、どうしても地方馬の応援に熱が入ります。
23日の報知グランプリCにはマコトロクサノホコが参戦。門別でのデビュー時(3着)は430キロと小柄で、オーナーも素質を認めながらも、時に心配することもあるぐらいでした。それが、24年の東京湾Cの覇者となった時は、うれしかったですね。体重も徐々に増え、前走の準重賞・ハートビートC2着時は464キロと成長しました。
その前走は3か月半の休養明け。それでも、余裕のある走りで首差まで勝ち馬に詰め寄りました。使っての今回はよりいいですし、距離も再び1800メートル。強敵はそろいましたが、どんどんブラッシュアップしてますから。どんな走りをしてくれるか、楽しみです。
そうそう、今年は川島厩舎に新人厩務員がくる予定。うちのベテランたちの中で修行を積んで、立派なホースマンになってくれるといいな~。人も馬も増え、さらに進化する厩舎を目指します。(船橋所属調教師)