【プロキオンステークス展望】実力馬VS新興勢力の一戦 中京得意のサンマルパトロールに期待

プロキオンステークスの主な出走予定馬。※騎手は想定
プロキオンステークスの主な出走予定馬。※騎手は想定

 第30回プロキオンステークス・G2は1月26日、中京競馬場のダート1800メートルで行われる。

 サンマルパトロール(牡5歳、栗東・大橋勇樹厩舎、父ビーチパトロール)は名古屋大賞典で4着。1~3着馬に比べるとコースロスが大きく、それで0秒2差なら重賞でやれるめどは立ったと言える。中京コースでも2勝を挙げており、得意のコースなら一発がありそうだ。

 2年連続でチャンピオンズC3着のドゥラエレーデ(牡5歳、栗東・池添学厩舎、父ドゥラメンテ)は安定感は一息だが、地力はここでも最上位。新コンビの川田騎手が1週前追い切りで騎乗しており、コンタクトも取れている。前走は差す競馬でも結果が出ただけに、自分のリズムで運べれば勝ち負け。

 坂井騎手との新コンビで臨むサンライズジパング(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎、父キズナ)はチャンピオンズCで6着だが、レースぶりは決して悪くなかった。16日の栗東・坂路で好タイムが出ており、状態も高いレベルでキープしている。

 カズペトシーン(牡5歳、栗東・池添学厩舎、父ルーラーシップ)は昨年の夏から本格化。前走の武蔵野Sはいきなり重賞に挑戦したが、最速の上がりで2着争いを制した。中京でも条件戦とはいえ、2~3走前が強い競馬で適性は高い。前が速くなれば浮上する。

 その他、オメガギネス(牡5歳、美浦・大和田成厩舎、父ロゴタイプ)やサンデーファンデー(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎、父スズカコーズウェイ)も展開ひとつだろう。

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