★中京2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ジェントルバローズ
初戦は芝で7着に終わったが、ダートに投入された前走は4着と掲示板を確保。直線で力尽きてしまったが、慣れが見込める2走目でさらなる前進が期待できる。
激走馬にピックアップされた要因は「近走着順から期待高」と「外厩調整点が高い」。特に後者の外厩先であるチャンピオンヒルズでの数値が高いポイントになっている。
今回のメンバーを見るとダートで馬券圏内に入った馬は2頭のみ。高い数値が算出された外厩先で立て直してきた効果があれば、一変しても驚けない。
★中京8R・4歳上1勝クラスの馬トク激走馬=アンナバローズ
初勝利までかなり手こずったが、2走前のデビュー7戦目でようやく白星を奪取。逃げ切りでライバルを3馬身半差で圧倒するなど、ひと皮むけた印象を見せた。
前走は3か月半ぶりの休養明けで昇級戦とハードルは高かったが、0秒6差の7着なら悲観する内容ではない。おまけに馬体重は太め残りの10キロ増。大型馬の叩き2走目なら前進あるのみか。
今回は「外厩調整点が高い」と「斤量補正で浮上」が激走馬の要因だが、ハナにこだわる馬が不在で展開面の恩恵もありそう。主張する馬がいなければ、2走前同様の一人旅も。
★中京12R・4歳上1勝クラスの馬トク激走馬=オトコギアンパン
3歳2月と遅めのデビューだったモーリス産駒。現クラスでは4戦を消化し、直近2戦で(5)(4)着と掲示板を確保するまでに良化を見せている。
前走はブリンカー初装着で0秒3差の4着と内容が明らかに一変。上位馬には伸び負けしたものの、道中のリズムも良く、前向きさが出てきたのは収穫だった。
激走馬の要因は「脚長で推進力ある」と「騎手が好調」の2点。後者に関しては2年目の吉村騎手が18日も勝利を挙げるなど今年通算3勝目で着実に成長した姿を見せている。