◆第72回日経新春杯・G2(1月19日、中京競馬場・芝2200メートル)
前日オッズが1月18日、JRAから発表された。
単勝1番人気は前走の菊花賞で4着だったショウナンラプンタ(牡4歳、栗東・高野友和厩舎、父キズナ)だが、それでも5・4倍というオッズが混戦を物語っている。同2番人気は昨年の神戸新聞杯など重賞2勝のメイショウタバル(牡4歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ)で5・7倍。ここに格上挑戦ながらも前走は日本ダービーで4着だったサンライズアース(牡4歳、栗東・石坂公一厩舎、父レイデオロ)が6・0倍の3番人気で続く。
3連勝中のヴェローチェエラ(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎、父リアルスティール)は6・5倍の4番人気だ。ここまで上位人気4頭はすべて4歳勢で、単勝5番人気で9・6倍のサトノグランツ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父サトノダイヤモンド)までが単勝10倍を切るオッズになっている。
馬連でも10倍を切る組み合わせは一通りもいない。1番人気は<13>ヴェローチェエラと<14>ショウナンラプンタの組み合わせで10・8倍。続く2番人気はショウナンと単勝7番人気の<8>ロードデルレイ(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ロードカナロア)の組み合わせで17・3倍、3番人気はヴェローチェエラと同6番人気の<7>ホールネス(牝5歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ロペデヴェガ)の組み合わせで17・8倍と、とにかく割れている。
3連単もすべて万馬券。1番人気はヴェローチェエラが1着の<13><14><7>で121・5倍だが、すべてのオッズで大混戦ムードが伝わってくる。