山下の日曜注目馬【中京11R・日経新春杯】

 【中京11R・日経新春杯】菊花賞は勝ち馬から0秒4差の4着だった◎ショウナンラプンタを狙う。その前走ではこれまで課題だった折り合いがしっかりとついて、出入りの激しい、乱れたペースのなかでも落ち着いた走りができていた。最後は脚が上がったが、距離の長い3000メートルであれだけ走れたことは大きな収穫だった。

 当初は有馬記念を予定していたが、出走がかなわずここへ。12月1日から時計を出しているが、除外も想定された上で調整されてきた。栗東・坂路での最終追いは走り出しから鮫島駿騎手と折り合いがぴったりと付き、ラスト1ハロンも楽に11秒8をマーク。前進気勢の強かった昨年よりも成長した姿を感じ取ることができた。ここで賞金を加算し、大舞台につなげたい。

 相手も4歳勢を上位にとった。2走前の神戸新聞杯を完封したメイショウタバルは、調教でハミを換えて折り合いがつくようになった。他の先行馬の出方と、57・5キロのハンデがカギだが、マイペースなら。3連勝中のヴェローチェエラは55キロが魅力。自在に立ち回れる強みを生かせれば。

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