【中京6R・3歳未勝利】セレクトセール高額馬のアスクセクシーモアが抜け出す 武豊騎手と福永調教師のタッグは初勝利

武豊騎手騎乗のアスクセクシーモア(右)がゴール前でルクスジニアを差し切る(カメラ・高橋 由二)
武豊騎手騎乗のアスクセクシーモア(右)がゴール前でルクスジニアを差し切る(カメラ・高橋 由二)

 1月18日の中京6R・3歳未勝利(芝1600メートル=16頭立て)は、武豊騎手が乗った単勝3番人気アスクセクシーモア(牡3歳、栗東・福永祐一厩舎、父キタサンブラック)が好位から徐々にポジションを上げ、4角3番手から抜け出した。これが2戦目での初勝利。1馬身1/4差の2着は1番人気のルクスジニア(池添謙一騎手)。3着は4番人気のタガノアビー(藤岡佑介騎手)が入った。勝ち時計は1分34秒9(良)。

 勝ったアスクセクシーモアは23年のセレクトセールで2億9000万円で購買された。昨年11月の新馬戦は心房細動で14着だったが、休みを入れて立て直した今回は鮮やかな変わり身をみせた。

 この日3勝目となった武豊騎手は「レースはすごくスムーズで、上手に走ってくれた。直線の反応も速かったですね。能力は高そうですよ」と笑顔をみせた。

 福永調教師は、昨年の厩舎開業以来、武豊騎手とはコンビを組んで5戦目での勝利となった。トレーナーは「いままで勝てなかったけど、こっちが“こうしてほしい”という競馬をいつもしてくれる。それを何も言わずにやってくれるところに、大きな信頼感がありますね。さすがです」とうれしそうだった。

福永祐一調教師が管理するアスクセクシーモアで勝利した武豊騎手(カメラ・高橋 由二)
福永祐一調教師が管理するアスクセクシーモアで勝利した武豊騎手(カメラ・高橋 由二)

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