西山の土曜注目馬【中山11R・カーバンクルS】

 【中山11R・カーバンクルステークス】先週は心配された雨、雪も降らず、芝は終日、良馬場で行われた。その結果、3日間開催の最終日だった月曜の芝4レースの勝ち馬4角通過順は、すべて平均ペースで(6)(4)(3)(3)番手。今週も先行有利の馬場が続くとみて◎ナナオから入る。

 昨年12月の中山開幕週に行われた前走のリステッドは、4角5番手から0秒1差の2着。4角先頭が逃げ切り、4角2番手が3着と今の中山以上に前が止まらない馬場でよく差を詰めていた。誤算は初の関東遠征で馬体が14キロも減っていたことだが、その状態での連対確保は高く評価できる。

 中6週の今回は栗東・CWコースと坂路で2週続けて一杯に追われる意欲的な調整。輸送も2度目で対策も施されるはず。2、3歳時にもオープンとリステッドを勝った実力馬がここで本領を発揮する。

 バースクライは昨年のオーシャンSで0秒2差の3着。コース適性は証明済みで、決め手が生きる流れになれば。カンティーユは初の直線競馬だった前走は参考外。こちらも〈3〉《1》〈2〉着の得意舞台に戻れば反撃必至だ。

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