珍名馬の勝利にSNSが沸いている。1月19日に行われた中山3R・3歳未勝利(ダート1800メートル=16頭立て)で初勝利を飾ったのは、柴田大知騎手とコンビを組んだチンプンカンプン(美浦・奥平雅士厩舎、父ホークビル)。デビューから3戦目で待望の白星をゲットした。
1番人気に支持された同馬は10番ゲートからスムーズにスタートを決めると好位の3、4番手をキープ。最後の直線に入っても逃げたダブルメッセージ(12番人気)がしぶとく粘っていたが、残り100メートル過ぎにかわすと後続の追撃も半馬身差で封じた。
この勝利にX(旧ツイッター)でもトレンド入り。「勝ってて草」「やるやんけ!」「初勝利おめでとう」など祝福の声が上がっているが、競馬ファンの驚きは馬名よりも生産者名の「トド岩高原銀河農場物語(株)」。これには「アララララと同じトド岩高原銀河農場物語出身」「物語の理由がチンプンカンプン」「何事?」「出たな」「生産者の名前のインパクトのほうが上回っていくので凄い」「吹き出した」「生産者名に衝撃…何これ」などのコメントが寄せられている。
トド岩高原銀河農場物語(株)は北海道新冠町にある牧場で、JRAに出走した生産馬は、現在2勝クラスのアララララ(牡4歳、美浦・清水英克厩舎、父アドマイヤムーン)がいる。