【中京5R・3歳新馬】凱旋門賞馬の父とオークス馬の母を持つ良血がデビューV 坂井瑠星騎手「これから楽しみ」

坂井瑠星騎手騎乗のセナスタイル(右)が直線抜け出す。 2着ヴァンガルダ(左)、3着キャトルエピス。 (カメラ・高橋 由二)
坂井瑠星騎手騎乗のセナスタイル(右)が直線抜け出す。 2着ヴァンガルダ(左)、3着キャトルエピス。 (カメラ・高橋 由二)

 1月19日の中京5R・3歳新馬(芝2000メートル=18頭立て)は、3番人気のセナスタイル(牝、栗東・安田翔伍厩舎、父ソットサス)が勝利した。ソットサス産駒はこれがJRA初勝利となった。勝ち時計は2分3秒8(良)。

 道中は2番手を追走。前半5ハロン通過が1分4秒3という遅い流れをじっくりと折り合って脚をためた。直線では上がり2位の33秒9の末脚を繰り出して逃げたキャトルエピスとの競り合いを制し、ヴァンガルダの追撃を半馬身差振り切った。父は2020年凱旋門賞馬、母は2014年オークス馬ヌーヴォレコルトという良血が上々のデビューVを飾った。

 坂井瑠星騎手は「期待通りの走りをしてくれました。調教からいい動きでした。遅いペースでも折り合いがついて、まだ課題はありますが、それだけ伸びしろもあると思います。これからが楽しみです」と評価した。

 安田調教師は「調教では行儀が良かったです。リラックスして走れて、上がり勝負に対応できたのは収穫だと思います」と振り返った。今後は放牧に出される予定。

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