【京成杯】1番人気キングノジョーはゴール前で失速4着 ルメール騎手「坂を上ってから苦しくなった」

4着のキングノジョー(カメラ・荒牧 徹)
4着のキングノジョー(カメラ・荒牧 徹)

◆第65回京成杯・G3(1月19日、中山競馬場・芝2000メートル、良)

 クラシックへの登竜門となる一戦に3歳牡馬14頭が出走し、単勝1番人気のキングノジョー(美浦・田中博康厩舎、父シルバーステート)は4着で、無傷2連勝での重賞初制覇はならず。今週が2025年初騎乗となったクリストフ・ルメール騎手だが、15年連続のJRA重賞勝利は来週以降に持ち越しとなった。

 同馬は昨年10月の東京・芝2000メートルの新馬戦をノーステッキで2馬身半差の完勝。注目の存在になっていた。23年の天皇賞・春Vのジャスティンパレス、23年のステイヤーズSを制したアイアンバローズ、種牡馬として活躍するパレスマリスの半弟。23年のセレクトセール1歳では同年最高額タイの3億1000万で落札された。

 1着はニシノエージェント(美浦・千葉直人厩舎、父イスラボニータ)で、勝ち時計は1分59秒9。2着は6番人気のドラゴンブースト(丹内祐次騎手)、3着は9番人気のミニトランザット(田辺裕信騎手)だった。3連単は172万7970円で、2022年の32万3010円を上回る同レース史上最高配当になった。

 ルメール騎手(キングノジョー=4着)「3、4番手のいいところで競馬ができました。レース前はエキサイトしていたけど、競馬では落ち着いてリラックスして運べた。3コーナーで手応えは良かったけど、坂を上ってから苦しくなった。まだ2戦目で、これから伸びしろがあります」

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