記者コラム - 坂本達洋 勝ち盛

　昨年の東京スポーツ杯２歳Ｓの覇者で、折り合い面の難しさを抱えているシュトラウス（牡３歳、美浦・武井亮厩舎、父モーリス）だが、秘める能力の高

　２年目の小林勝騎手は、トレセンで積極的に自厩舎以外の調教を手伝っている姿をよく見かける。宮田厩舎もその一つで、競馬学校生として研修中に同厩

　今週開催されたＪＲＡブリーズアップセールは、新種牡馬の産駒に注目が集まった印象だ。ウインブライト産駒の牝馬「ピーエムルッカの２０２２」は、

　人に勧められて「４アウト　ある障害者野球チームの挑戦」という本を読んだ。実話を元にしたストーリーと思うと、なおさら心が震える読後感。今週の

　中山ＧＪで６着に敗れたマイネルグロンは、右前脚を痛めて長期休養を余儀なくされることになった。手綱を執った石神深騎手は「前哨戦から中４週だと

　今年の２歳世代で多くの新種牡馬がデビューするなかに、１９年の香港Ｃなど海外Ｇ１・２勝を挙げたウインブライトがいる。現役時代に管理した畠山調

　優しい父の顔がみるみる変わっていった。石神深一騎手に、今年３月にデビューした息子の深道騎手への思いを聞くと、「同じ仕事ができるのは幸せです

　プロ野球が開幕した３月２９日にあわせて、馬主でもあるロッテ・吉井理人監督の新著「聴く監督」が発売された。野球の話題はもちろんのこと、監督就

　ＪＲＡ競馬学校騎手課程４３期生の入学式が２日に行われ、今年は３人の女性候補生が門を叩いた。男女共同参画の推進が叫ばれて久しく、かつては“男

　ペナントレースが開幕して、自然と世間話も野球談議になることが多い。宗像厩舎の石田実助手は、根っからの阪神ファン。トレセンの草野球では好投手

　今週の水曜、栗東へ駆けつけた国枝調教師が、久々の経験に顔を赤らめた。来週の桜花賞に出走するステレンボッシュの追い切りを弟子の国分優騎手に手

　寺社の境内で格言の貼り紙をよく見かけるが、ハッとさせられるものも多い。「良馬は毛にあらず、士たるはその志にあり」もその一つで、外見ではなく

　プロ野球開幕間近ということで先日、中山競馬場の近くにある鎌ケ谷へ２軍戦を見に出かけた。グッズ販売なども充実しており、ささやかな射幸心をあお

　２０２３年のセレクトセール１歳馬部門で３億円の超高額で落札されたスターウェーブ（牡２歳、美浦・武井亮厩舎、父キングマン）が３月２０日、ゲー

　アーモンドアイの殿堂入り祝賀会が今週１４日に開催されて、国枝調教師ら関係者から初子のアロンズロッドへの期待の声が多く聞かれた。どの競走馬も

　相馬眼を磨きたい一心で目を肥えさせようと、今週は柄にもなく歌舞伎観劇に出かけた。「御浜御殿綱豊卿」での片岡仁左衛門の名演技には、さすが人間

　今週から新規開業する厩舎が始動して、さっそく矢嶋調教師に取材をさせていただいた。世界遺産の製糸場で知られる群馬・富岡市出身のホースマン。厩

　取材中に国枝調教師のスマホが鳴り、聞けば加藤士調教師からお礼の電話だったという。先週の報知杯弥生賞ディープインパクト記念をコスモキュランダ

　前走のターコイズＳで重賞初制覇を飾ったフィアスプライド（牝６歳、美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト）は、いよいよ充実期に入って引き続き

　時代は変わるもので、今では勝たなくても競走馬のぬいぐるみが作られるようになった。昨年末に発売されたナイスネイチャは、９１～９３年の有馬記念

　今年が後厄にあたる記者は、先月２８日に厄よけ祈願をしてきた。燃えさかるお護摩の火を拝んで煩悩は消えたはずだが、そのまま競馬場へ行ったのが運

　昨年１０月に河出文庫で装いも新たに出版された寺山修司さんの「旅路の果て」を遅ればせながら読んでいる。ふと競走馬の“現実”を見つめ直させられ

　この２月に定年で引退する中野調教師の取材は、脱線した話も面白かった。父・要さんが調教師をしていた東京・大井の育ちで、小さい頃は隣近所の川崎

　前走の阪神カップで２度目の重賞制覇を果たしたウインマーベル（牡５歳、美浦・深山雅史厩舎、父アイルハヴアナザー）は、味なレースぶりで本格化を

　石川県の工芸品を展示、販売するイベントがこの週末に都内で開催されている。大学時代の友人の田舎が珠洲市にあり、１０年以上前に遊びに行った時に

　今年のバレンタインチョコは、妻と実母からもらった２個のみだった。昨今の“年賀状じまい”と同様、虚礼廃止の風潮が浸透してきたことをしみじみと

　前走の中山金杯で１１着に大敗したエピファニー（牡５歳、美浦・宮田敬介厩舎、父エピファネイア）だが、決して力負けではない。内の４番枠から馬群

　暦の上では先週の４日に立春を迎えた。なじみの縄のれんをくぐり、右手でビールジョッキを持ち上げていると、ＰＯＧ好きの大将から「今週は共同通信

　昨年に殿堂入りした名牝アーモンドアイだが、現役時代に管理した国枝調教師に言わせると、資格初年度で選出されなかったことには今も疑問だという。

　花粉症シーズンの到来に備えて、例年は自己流で漢方薬を使っていたが、今年は耳鼻科で薬を処方してもらうことに。現時点での効き目は上々で、鼻詰ま

　今週の月曜日に開催された２０２３年度ＪＲＡ賞授賞式の取材に行くと、思わぬ“有名人”に遭遇した。会場への廊下を歩いていると、プロ野球の人気マ

　　まだ実績こそ目立たないが、いかにも東京コース向きなルージュリナージュ（牝５歳、美浦・宗像義忠厩舎、父スピルバーグ）の巻き返しを期待したい

　少し前に現役プロ野球選手と焼肉を食べる機会があり、豪快な食べっぷりに舌を巻いた。そして今週は助手さんたちとお好み焼き店に出かけたところ、ま

　顕彰馬に輝いたアーモンドアイの初子の名前が、「アロンズロッド」に決まったそうだ。馬名の由来は「モーセが海を割った際に使用したつえ。母名より

　「カモがネギを背負って来る」ようなおいしい馬券を探し求めて久しいが、先日は実際に「カモすき」を食べる機会に恵まれた。千葉・旭市の「才兵衛」

　今週水曜日に交流重賞のブルーバードＣが行われた船橋競馬場へ出かけた。「ウマ娘プリティーダービー」とのコラボイベントのお陰もあってか、なかな

　今週発表されたＪＲＡ賞の投票で、非常に悩んだのは最優秀スプリンターだった。Ｇ１勝ちこそないが、春秋を通じて活躍し続けた点を評価して、ナムラ

　来週まで中山競馬場でパネル展示「騎手・田中勝春～栄光と笑顔～」が開催中だ。調教師に転身したレジェンドの足跡をたどる好企画で、懐かしい写真を

　馬主でもあるプロ野球・ロッテの吉井理人監督が、今年の個人スローガンに「踏み切ってジャンプ！」を掲げたそうだ。昨年の中山大障害を生観戦して即

　大学時代の友人の実家があり、競馬場もあるため石川県の金沢には何度も遊びに行ったことがある。能登半島地震で被害に遭われた方々には心からお見舞

　謹賀新年。あいさつで新年の実感が沸いてくる美浦トレセンで、自然と話題にあがるのは初詣のこと。国枝調教師は毎年恒例でトレセン近くの由緒ある大

　新年早々に手前みそな話で恐縮だが、昨年の当コラムではソールオリエンスをイチ押しした。その後の活躍はご承知の通りで、今年は王道の牡馬ではなく

　今年の会心の的中レースを聞かれると口ごもってしまう一方で、悔しいレースは即答できてしまうのは情けないところだ。ソングライン（牝５歳、美浦・

　競馬雑誌「優駿」１月号に「愛され続ける名バイプレイヤーたち」というカレンダーが付録でついていた。めくれば往年の名脇役の記憶がよみがえってき

　来年のクラシック戦線を見据えて好メンバーが集う２歳Ｇ１は、シリウスコルト（牡２歳、美浦・宗像義忠厩舎、父マクフィ）に注目したい。７月の福島

　【有馬記念】今年に入って充実著しいジャスティンパレスが本命だ。　タイトルホルダーとアイアンバローズが積極策に打って出て、極端なスローペース

　有馬記念の的中を祈願するため、今週の頭に横浜の中華街に出かけた。関帝廟（びょう）で恭しくお線香をお供えしたのはもちろん、作家の池波正太郎さ

　あの感動から早くも１年がたった。昨年の中山大障害当日に行われたオジュウチョウサンの引退式で、担当の長沼昭利厩務員の涙のあいさつはファンの心

　今年の野球界は海の向こうから夢のような話が届く一方で、国内では首をかしげるような事件、騒動が目立った気がする。そこへいくと競馬界は新星の誕

　師走と言えば個人的には１２月１４日が討ち入りの忠臣蔵が思い浮かぶ。そこで先日、柄にもなく尾上松緑が演じる俵星玄蕃の歌舞伎鑑賞に出かけた。「