記者コラム - 坂本達洋 勝ち盛

　先週のエリザベス女王杯で本命を打ったシンリョクカは、手に汗握る内容の４着と意地を見せた。記者は馬券を外して天を仰いだが、もっと悔しいのは木

　豪州競馬の祭典と言われるメルボルンＣで、鼻差２着と大健闘したワープスピード。ドレフォン産駒は芝、ダートのマイル前後での活躍馬が多いなか、長

　今週の国枝調教師への取材中に、オッと思うことがあった。「ここにきて２歳勢がそろってきましたね」と水を向けると、「うん、まあな」と珍しく力強

　プロ野球がストーブリーグに突入したかと思えば、陽気も肌寒くなってきた。それでもベイ党の松岡騎手は、今も日本一の興奮冷めやらぬ熱を帯びている

　今年は絶対的な主役不在のメンバー構成とあって、混戦ムードに拍車がかかっている。それなら前走の新潟記念で牡馬相手に重賞初勝利を飾ったシンリョ

　先日の菊花賞でアーバンシックがＧ１初制覇を果たして、調教パートナーとして陰で支えた石神深騎手も感慨ひとしおだ。「障害に来る馬って癖馬が多い

　文化の日が近いとあって、先日は上野の東京国立博物館へ。お目当ては１２月８日まで開催中の特別展「はにわ」で、珍しい展示物に見入ってしまった。

　プロ野球のドラフト会議が行われた２４日の夜に、北海道の馬産地の知人からＬＩＮＥをもらった。「指名おめでとう」という連絡に首をかしげていると

　今週水曜日に新馬のマザーズウィル（牝、父キズナ、母ホエールキャプチャ）が、国枝厩舎に入厩した。開業当時に同じ飯田正剛氏所有の同名の牝馬がい

　前走の宝塚記念で２着に好走したソールオリエンス（牡４歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック）は、いよいよ古馬となって本格化してきたと確

　今週は東京・上野の鈴本演芸場で落語を堪能。お目当ては昼の部のトリを務める柳家喬太郎師匠で、その世界に引き込まれて大笑いした。やはりライブは

　米大リーグのポストシーズンが熱戦続きとあって、大谷翔平選手に熱視線を送っている国枝調教師も気分を盛り上げている。今週はいつもとは違う青いキ

　１２日にプロ野球のセ、パ両リーグでクライマックスシリーズのファーストステージが開幕した。ロッテの吉井理人監督とＤｅＮＡの三浦大輔監督は馬主

　先週の東京で新馬勝ちした国枝厩舎のガルダイアは、制御の難しい面を見せた一方で能力の片りんを感じさせた。同厩舎の新馬Ｖは昨年１２月以来だった

　ようやく暑さが和らぎ、食欲の秋の到来である。そそくさと居酒屋へ足を運ぶ機会も増えがちだが、ちょっと前にメニューの表紙に書かれていた文句に感

　今年のヴィクトリアマイルで２着に好走して、前走の安田記念は７着に敗れたフィアスプライド（牝６歳、美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト）は

　プロ野球のセ・リーグは先週末に我らが巨人軍が４年ぶりのリーグ優勝を飾った。東京・両国にある弊社も社屋前にお祝いの「のぼり旗」を立て、もろ手

　水曜日に地方・大井で行われたジャパンダートクラシックは、フォーエバーヤングが堂々と“初代王者”に輝いた。取材中から場内の熱気に驚かされたが

　個性的な逃げ馬として重賞３勝を挙げて種牡馬入りしたマルターズアポジーが、今月に入って地方の岩手で産駒初勝利を挙げた。今週の火曜に水沢で２連

　国枝調教師の取材中に、ＢＳフジで先日放送された「時代を彩った名馬たち～中央競馬７０周年　その黄金の蹄跡～」の話題になった。歴史的な名馬たち

　夏バテならぬ“秋バテ”な気分なので、パワーをつけるべく金曜夜に焼き肉屋へ。連休前で大にぎわいだったことに加えて、炭火の七輪の上で網焼きする

　十五夜だった今週の火曜日は、美浦でも見事な満月を拝むことができた。秋らしく日本酒の「ひやおろし」を片手に痛飲したくなったが、文字通り冷や水

　パリ五輪の余韻が残るなか、実家で珍しい品を見つけた。３２年ロサンゼルス、３６年ベルリン五輪に体操代表で出場した角田不二夫氏のロス五輪会場を

　今週は休日も自己研さんのために大井競馬場へ。通い始めた２０年前とは建物も雰囲気もガラリと変わったが、最近の大きな変化は飛行経路によって羽田

　世知辛い日々にあって、先日は心身のリフレッシュをするべくローカル線の日帰り旅に出た。千葉県の中央部を走る小湊鉄道に飛び乗り、力強いエンジン

　今週の木曜朝に国枝調教師が、感心した様子で手元に目を落としていた。白毛馬ハヤヤッコへのファンレターが何通も届き、「ヤッコはすごい人気だなあ

　先週の新潟記念はシンリョクカが制し、木幡初騎手が重賞初Ｖ。同騎手に目をかけている由井健太郎オーナーへの取材で、「一生懸命やってくれる」とい

　今週末はこの夏で最初で最後となる新潟出張へ。土曜の朝に競馬場へ向かっていると、隣を走っている自動車の側面に「中央競馬馬主社会福祉財団　新潟

　２０２１年の最優秀２歳牝馬で、昨秋に現役引退して繁殖入りしたサークルオブライフが、イクイノックスの子を受胎したそうだ。生産者である千代田牧

　札幌出張中だった先週のこと。午後に記者席で仕事をしていると、「スパーン！」と小気味いい音が聞こえた。スタンドからその方をのぞくと、調整ルー

　札幌競馬場の最寄り駅である桑園駅は、ＪＲ北海道の本社ビルが隣接している。改札横から入れる本社の展示コーナーには北海道の鉄道史の解説やゆかり

　甲子園で１６日に行われた滋賀学園―霞ケ浦戦は、野球好きな競馬関係者の間でひそかに注目を集めていたようだ。東西のトレセンがある茨城県（美浦）

　おととしの夏に札幌市にある北海道神宮で結婚式を挙げたので、今年も出張の合間にお参りした。不規則な毎日のせいか、長い参道を歩いただけで息が上

　涼しかった先週と打って変わって、今週の札幌は夏らしい陽気になってきた。芝コースは青々と良好な状態で、ジョッキーの話でも「とにかく前が止まら

　少し前に美浦トレセンへの出張のついでに、千葉・成田市の「三里塚御料牧場記念館」を訪ねた。近代の畜産振興の歴史を学べるほか、英国から導入され

　今週の月曜日は馬産地である日高地方に出かけたが、あいにくの大雨に見舞われた。海沿いの国道をレンタカーで走っていると、いきなり数頭の鹿の群れ

　エスコンフィールドへプロ野球観戦に出かけたところ、楽しい場内演出を見つけた。日本ハムの選手が四球で出塁した際、大型ビジョンに馬やＪＲＡのロ

　関東地方は体が溶けるような猛暑が続いている。だからこそ元気をつけるべく、先日は東京・神田にある明治時代創業の居酒屋Ｍで麦酒をあおっていたと

　猫の作品などで有名な動物写真家・岩合光昭さんの写真展を見に行った時のこと。会場が東京・品川のキヤノンＳタワー内のギャラリーとあって、他に一

　先週の当コラムで書いた「ほおずき」が、この暑さも手伝って次々と実がなっている。居酒屋の赤ちょうちんのようにも見えて、眺めているうちにちょい

　美浦トレセンの近所の地域産品直売所などがある「みほふれ愛プラザ」で、「ウマ娘プリティーダービー」とのコラボキャンペーンが開催中だ。キャラク

　煩悩まみれの日々にあって、たまには功徳を積まねばと浅草寺の「ほおずき市」に久しぶりに足を運んだ。軽やかな江戸風鈴の音に心を癒やされて、１鉢

　セレクトセールの余韻覚めやらぬところに、藤田菜七子騎手の結婚発表と競馬界は話題にこと欠かない１週間だった。根本厩舎の兄弟子の丸山元気騎手に

　約１年ぶりの福島出張で新幹線のホームに降りると、夏の甲子園でおなじみの「栄冠は君に輝く」の発車メロディーが聞こえてきた。ご当地出身の作曲家

　先週土曜日の福島１Ｒで落馬負傷した石神深騎手が、“鉄人”ぶりを見せて休まずに騎乗する。首と右でん部を痛めながら、「今週もいい馬に乗せていた

　先日まで東京ステーションギャラリーで開催されていた展覧会「どうぶつ百景　江戸東京博物館コレクションより」に行く機会があった。チラシに載って

　今月２０日に引退馬協会から「もう一度私たちと夢を見てくれませんか。―ナイスネイチャとフォスターホースたち―（１）」というコミックが発売され

　北海道の馬産地の関係者から立派なアスパラガスをいただいた。今が旬の時期とあって、フレッシュな歯ごたえと甘さに舌鼓を打ち、豚の肉巻きなどで笑

　少し前に、日本調教師会による厩舎関係者海外派遣研修が行われたそうだ。田中勝春技術調教師ら十数人が参加して、英国と愛国で約２週間の日程だった

　大阪杯でも本命を打ったソールオリエンス（牡４歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック）は、前走の７着から大幅に条件が好転するとみて巻き返