【東京新聞杯展望】主役は連覇がかかるサクラトゥジュール 決め手鋭いウォーターリヒトも強敵

東京新聞杯の主な出走予定馬。※騎手は想定
東京新聞杯の主な出走予定馬。※騎手は想定

 第75回東京新聞杯・G3は2月9日、東京競馬場の芝1600メートルで行われる。実績馬が顔をそろえて、上位伯仲の混戦模様だ。

 前走の京都金杯・G3で重賞2勝目を挙げて、連覇がかかるサクラトゥジュール(セン8歳、美浦・堀宣行厩舎、父ネオユニヴァース)が主役候補だ。明け8歳を迎えても元気いっぱいで、手の合うキングの手綱さばきで重賞連勝を狙う。

 同じく京都金杯・G3で2着に好走して本格化ムードが漂うウォーターリヒト(牡4歳、栗東・河内洋厩舎、父ドレフォン)が相手筆頭。鋭い決め手が大きな武器で、計2勝を挙げている好相性の東京コースで能力全開だ。

 昨年の秋華賞・G1(2着)以来となるボンドガール(牝4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ダイワメジャー)も、秘める能力の高さから侮れない。昨年のNHKマイルC・G1(17着)はスムーズさを欠いて度外視できる内容で、本来なら東京コースは向くはず。決め手を生かして上位をうかがう。

 22年の皐月賞・G1を最後に白星から遠ざかっているジオグリフ(牡6歳、美浦・木村哲也厩舎、父ドレフォン)も、地力の高さで逆転は十分。前走のブリーダーズCマイル・米G1でも5着に健闘しており、かみ合えば怖い。

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